きよの株式投資アカデミア

株式投資を講座しています。老後に向けて資産運用を一緒に考えましょう。

伊藤園の株を3倍安く買う裏技!

 

 こんにちは、きよです。 

 

今回はあの「お~いお茶」で有名な伊藤園を3倍安く買う裏技をご紹介します!

 

結論から言いますと伊藤園株には「伊藤園」のほかに「伊藤園第1種優先株式」というものがあります。名前は長くて何やら難しそうですが、話しはシンプルで

伊藤園第1種優先株式を買うだけで3倍お得になります。

 

「そんなめちゃくちゃな話ある?」と思いますよね。私もそう思います(笑)

なぜそのような不思議な事が起こるのか、ここからは一緒にこの謎に迫りましょう。

 

 

 

【まずは伊藤園と伊藤園第1種優先株式の株価を比べます】

◆2020年6月の株価 

・【伊藤園】       ¥6000円 証券コード2593

 

・【伊藤園第1種優先株式】¥2100円 証券コード25935

 

約3倍近い株価の差があります。まったく性格の違う銘柄であれば株価で比較するのは無意味ですが、実はこの二つはそのまま株価で比較することが出来ます。

なぜなら、1株配当はなんと優先株の方が1.25倍多いのですから。

 

 

 

【株価は三分の一で、さらに配当が多い。どうなるのか利回りで比べてみましょう】】

伊藤園は直近の年間配当は40円です。

◆伊藤園1株配当40円での比較 

・【伊藤園】       ¥6000円 配当40円 =利回り約0.7%

 

・【伊藤園第1種優先株式】¥2100円 配当50円 =利回り約2.5%

 ※第1種優先株式は普通株の1・25倍貰える=40円×1.25=50円

 

株価は3倍近い差がある上に、一株配当は優先株の方が多いのでなんと利回りに三倍以上の差がつきました!

もはや完全に意味不明な現象が起きています。

 

 

 

【さらに主婦の味方、優待も同じ待遇を受けることが出来ます】

 

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普通株または優先株の保有株数に応じて貰えるとあります。ここでも優先株にデメリットはありません。

むしろ普通株6000円×100株=60万円で1000円の製品が貰えるのに対し、

優先株は2100円×100株=21万円で1000円の製品が貰えるので断然お得です!

加えて、会社が解散する時に純資産を株数に応じて分配する「残余財産分配権」も同等の権利を有します。

※一つだけ優先株のデメリットとして挙げられるのは議決権がないことです。しかし株主総会に行って意見を言う個人投資家は稀ですから、ほぼ関係のない話しと言っていいと思います。少なくとも議決権の為だけに3倍の値段を出して株を買うという事は普通はしないでしょう。

 

 

 

【ここ10年の株価も比較してみましょう。(優先株は2007年に上場)】

 

伊藤園の株価2011~2020

2011年には2000円以下だったのが現在では6000円まで上昇。

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優先株の株価2011~2020

2011年に1000円でこの時点でも普通株との差はかなりありますが、2020年には2100円で普通株との差はついに三倍近くにもなりました!
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 なぜ普通株だけグングン上がったのか?

これは投資信託などの取引ルールによって、優先株が買えないからだと思われます。

機関投資家はお客のお金で同じ価値の商品を三倍で買っていることになります。ルールだから仕方ないのはその通りですが、ここから得られる教訓があります。

 

【株式投資は人に任せないで自分で選んで買いましょう!】ということです。

きちんと勉強すれば、ルールによって縛りのある機関投資家よりも個人投資家のほうがずっと有利であることが分かる良い例だと思います。

 

結果論として見れば、普通株の方が上がったのだから値上がり益を目的だけに見れば、普通株が勝ったのはたしかです。

しかし投資の本質は長期的には企業が出した利益から得られる配当が主たるものになるのですから同じものなら安い価格で買わない理由はありません。

また、この先を見据えるなら割安な優先株の方が何か悪いニュースが出ても下落する幅が小さいのはファンダメンタルズ(本質的価値)で見れば自明なことです。

 

youtubeではさらに詳しく解説しています

伊藤園を3倍安く買う裏技!

 

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今回のポイント  

・伊藤園株には二種類あって、普通株と優先株が存在する

 

・優先株は普通株よりも配当が1.25倍多い

 

・2020年6月現在はなぜかメリットの多い優先株が半分以下の価格で買える

 

 

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