こんにちは、きよです。
今回は公開口座のPFの中で活躍している銘柄をひとつ解説します。
TAKARA&COMPANY【7921】です。
この会社は上場企業の開示資料制作などを主な業務としております。
TAKARAの他にプロネクサスという企業も開示資料の制作会社ですが、シェアを大体二分しております。単純な理屈で時価総額は大体同じになりそうです。
しかし現時点ではTAKARA270億、プロネクサス360億と時価総額には結構な開きがあります。
私がTAKARAを購入した時点ではこの差はさらに大きくチャンスと判断しました。
プロネクサスの方がたしかに稼いでいますが、それなりに近い数字であることも分かります。
また、TAKARAは翻訳事業に力を入れ始めたのは注目すべき所です。
TAKARAのセグメント別の売上高(事業別)
グローバル化が進み今後翻訳事業はさらなる伸びも期待できそうです。
TAKARAの購入タイミングは第3四半期決算の進捗率が80%と高く、決め手となりました。
四半期にブレのある会社ですが、第4四半期は決して弱い会社ではないので、会社の業績予想を上回ると判断しました。
実際に会社予想の営業利益19億に対し、実績は22億と上振れて着地し、これが好感されて株価は上昇中です。
※進捗率のプチ解説
会社は多くの場合、来期の決算予想を出します。これを投資家は参考にしますので、予想より良ければ上がり、悪ければ下がるのが普通です。
会社は年4回に分けて決算を発表し、これを四半期決算と呼びます。
会社の来期予想の利益が100とした場合、四半期にブレのない会社なら四半期事に利益は25ずつ増えれば平均です。ところが第1四半期決算でいきなり利益を50出したらどうでしょう?
この会社は今期は大幅に上方修正するかも知れないと大きなヒントになるわけです。
進捗率は【株探】というサイトで簡単にスクリーニングできます。
いい時代になりましたねw
話は戻りますが、上場企業の情報開示は東証(適時開示)や金融庁(EDINET)によって義務付けされていますから、TAKARAやプロネクサスのような情報開示の手伝いをする仕事が急に減ることはありません。非常に安定したビジネスモデルと言えます。
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